そういえば宮部みゆきってよく見るけど、あまり読んだこと無かった。
「江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった―」
後半から若干駆け足に感じましたが、面白かったです。
これから頑張っていこうと意気込んだその場所が本物のお化け屋敷だったらと思うと、私には絶望しか思い浮かばないわけですが。おりんちゃんみたいなのがいてくれたらなんとかなりそうですね。
2009.09.02
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